カードローンの契約者が返済終了前に死亡してしまったのですがこれはどうなるのですか?

Pocket

sunrise-287097

カードローン契約者が完済する前に死亡してしまった場合、相続人がいれば、その人が借金を引き継ぎます。遺産相続と言われると現金とか不動産など、プラスの財産をイメージする人も多いでしょう。しかし借金も亡くなった人の負の遺産であり、相続人が引き継ぐのが基本的なルールなんです。

借金も相続?

もし財産よりも大きな借金を抱えているのなら、相続したら損ですよね。そのような場合借金の返済を回避する方法があります。それは相続放棄です。文字通り「私は相続しません」と宣言することです。これは裁判所で所定の手続きをする必要があります。しかも相続開始を知ってから3か月以内に家庭裁判所で手続きしないといけないですから、忘れずに行いましょう。相続放棄は、一切の遺産の相続の放棄を意味します。つまり、借金だけでなく、不動産や現金のようなプラスの財産も引き継げませんのであらかじめ了承してくださいね。

中には亡くなった人と疎遠で、実際借金と財産どちらが多いのかよくわからない人もいるでしょう。その場合同じく家庭裁判所で、限定承認の手続きをするのがおすすめですね。限定承認とは、相続した資産の範囲内で、借金の返済を行うことです。もし財産をすべて処分してそれでも負債が残った場合には、その部分の借金返済は免責されます。また財産を処分して借金完済して、しかも遺産が残った場合には、相続人に相続する権利が残ります。相続の手続きは、このようにいろいろなケースが考えられますから、早めに準備しておいた方が良いと思いますよ。